宮藤官九郎の前世と現在をオーラ診断 人生の転機 大学中退

宮藤官九郎のオーラ診断

大学生活が日に日に嫌になってきていました。人間関係に特に問題があったわけではありません。と言うよりも、親しき友人を捜そうとも作ろうともしませんでしたから。そして、悩みに悩んだ結果。あの一言が。

どうぞ、ごゆっくりとこのつづきをご覧くださいませ。

プロフィール
生年月日 1970年7月19日
出生地 宮城県栗原市
本 名 宮藤俊一郎(くどうしゅんいちろう)
身 長 176センチ
血液型 O型
学 歴 日本大学芸術学部中退
事務所 劇団大人計画

スピリチュアルチェック

〇 性格を一言で言うと何ですか?
「短気でせっかちです」

〇 毎日欠かさずにすることを教えてください。
「家族と奥さんに”ありがとうございます”と心の中で言う事です」

〇 好きな言葉を教えてください。
「低姿勢です」

〇 人生の転機を教えてください。
「大学を中退した時になります」

〇 一番充実感を感じる瞬間はどんな時ですか。
「ドラマのシナリオを書き上げて、シーンナンバーをふる時です」

人生の転機
この事について宮藤がこう話し出します。

「大学を中退した理由の一つに、大学に友人らしき友人がほとんどおりませんでした。ですので通学してもつまらなかったのと、もう一つは、劇団 大人計画に所属するメンバーの魅力に惹かれ演劇に目覚めたことですね。」

「実はこの時、大学を中退するか休学すすか悩んでいました。それは、決して裕福ではない実家に学費を出してもらっていたからです」

退学を決意
「そしてこの事を八反田リコ(現 奥様)に相談しましたら、いとも簡単にこう言います」

『だったら、辞めちゃいなよ』

「それで退学を決意しました。」

「そして、この退学のことを親に手紙で報告しましたが、あの、しきたりや秩序に厳しい父親が何も言わず、素直に受け入れてくれたのです。でも、自己都合で大学を中退したことは両親に対しては現在に至るまで悔やんでいます」

さらにこうつづけます。

楽しませるが好き
「私は大学に入学する前からテレビやラジオの構成作家・放送作家を志望していました。大学では脚本コースを選びましたが、ゼミの試験に落ちてしまいました。その理由というのは”先生の言うことを聞かない”と言うことでした。」

「自分の中ではいつもこう思っていました”読んだ人をびっくりさせてやる”このことしか考えていませんでした。この思いがあれば先生の言う事を聞けませんよね。」

「いつもラジオの番組に葉書を投稿していて、書いた内容が”面白い”と言われることが本当に嬉しく、この事を続けているうちに自分の事を覚えられ、知り合いの放送作家を紹介してもらうことができました。」

「ここから、バラエティ番組『笑う犬の冒険』などの構成作家を始めます。その後は『池袋ウエストゲートパーク』や『木更津キャッツアイ』などの脚本も書いていきます」


すると美輪がここでこう言います。
「単発スペシャルドラマ『タイガー&ドラゴン』の発想はすごく面白かった。勘でやっているものが計算し尽くされ、これが交錯している感じがしました」

この事に宮藤がこようなことを言います。

「私は調子が良い時は勘も計算も上手くいくのですが、澄まず重い感じの気持ちがある時は勘も計算も上手にいきません。」

「部屋の環境だったり状況だったりするので、同じ場所では集中して仕事ができません。なので、喫茶店にもよくいきます。全く何もない状態から、第一歩を踏み出す時は勘に頼っていますね」

これに美輪がさらにこう言います。
「その発想自体が計算なんです。それも意外性のある物事がまったく逆転する計算が働きます。それに、子供のようなところがあります。だから、妄想・空想と計算が結び付くのです」

オーラの色
強い青:(冷静、現実主義。愛情があり周囲の人々を助けます。理論より感情や直感に基づき概念を築いていきます。なので、理論的な議論はいたしません。)です。


つづけて江原がこのような事を尋ねます。
「トイレにふっと入るところが見えます。それも、何も、もよおしていないのに関わらずトイレに入るところが」

この事に宮藤がこう答えます。

「そうです。入ります。その理由と言うのは、人に会っていると、何故か、どの空間にいても変えても何故か落ち着きません。なので、トイレという空間に入りため息をいつもついています。」

「人に会うこと自体は楽しいのですが、これがもの凄く疲れるのです。この連続の中にいますから、時どき頭の中が白くぼやけ、いつも一人で唸っていますね」

魂のテーマ
今度は江原が魂のテーマについてこう言いだします。

「宮藤さんの魂のテーマは『型』この型があるか無いかです。あなた自身の行動そのものも頭の中で脚本を書いているようなもの。」

「その現場、現場に応じながら毎日の雰囲気を変えています。自分の型に自分をはめ込んでいますが、この型が好きじゃありません。これはドラマでも同様です。」

「例えば、時代劇では有り得ないオートバイを出したみたりして意外性を出すようにしています。」

さらにこうつづけます。

型からの脱却
「あなたの父親もすべてが型にはまっていました。この父親から、この型にはまった事を言われ続けていたから、父親という存在があるだけで、責められているような気がしていたのです。」

「宮藤さんの心の切り替えとなる切っ掛けは大学です。ここで自分でやりたい事を自分で決め。そして脱却したのです。ここで型から脱却できました。」

「次なる脱却は大学の中退。ここでも型が外れます。奥さんのあの言葉『だったら、辞めちゃいなよ』この言葉には型がありません。事実、この奥さん自身は型を持ってはいません。だから心に響いたのです」

前世
ヨーロッパの田舎に暮らす貴族の男性(長男)です。

この男性も型が好きじゃありませんでした。家と一族を背負い守っていく立場でしたが、貴族のしきたりが嫌で剣術も乗馬もしませんでした。その為か、この家に産まれたことを悔やんでもいたのです。

表現に花咲く
この事に宮藤がこう言います。
「やってはいけないことがあると言われると、何でだろうと思います。この理由を説明してくるのですが、いつも納得できずにいました」

さらに江原がこうつづけます。
「人生のテーマに「型」があったからです。このテーマがあったからこそ、現在の仕事である表現に花が咲いているのです。人生において無駄は何一つありません」

宿命と運命
宮藤官九郎の最新のドラマ「未来講師めぐる」では、人の20年後が見えてしまう内容をつづっています。この仕事のことを宮藤はこう言います。
「自分の20年後が気になるからこそ、このドラマを書いたのかなと思っています」

この事について江原がこう言います。

「人の未来は決まっているかどうかが気になります。これも型。定まっているなら、もがいても無駄なのかということが気になってしまいます。誰もが宿命と運命を持っています。宿命とは人生の素材だと考えてください。そして、運命は料理です。」

流れを料理する
「人生の素材は必ず決まっています。でも、料理は決まっていません。だから産まれてくる意味があります。そして、努力する意味があるのです。宿命という流れに任せれば型どおりに流れていきます。でも、料理をすれば、この流れを変えることもできるのです」

これに宮藤がこのような事を言います。
「型を破っていけばいいのか、残しておけばいいのか・・・」

今度は美輪がこのような事をつづけます
「それは考えてはいけません。その事を考えた時点で型になってしまいます。これからの一番の先生は子供になります。まったく型も無く自由ですから」

2度目の転機
ここで宮藤が子供の話をしだします。

「2005年、第一子となる長女が産まれました。自分にとっては2度目の転機になります。帰宅するといつも笑顔で迎えてくれます。子供は日々変化しますので面白いし楽しいです。一緒に散歩していると心から嬉しくてしょうがありません。」

「自分の中での新しい世界が広がりましたね。今まで、良い話や教訓はなかったので、書くのが新鮮になりました。自分の気持ちがほんわりと温かくなってセリフを書いていくと、ちょっと恥ずかしくなる時があります。」

「でも、『良い話ですね』と周りから言われるととっても嬉しくなります」

この事について美輪がこう言います。

「自分の可能性の広がりを知ると楽しくなります。人間は年を重ねると自分も世の中も見えてくるようになります。自縄自縛が解けていくと、どれもが自分の一部となって広がって行くのです」

受賞歴
ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞

2014年10月、第83回ドラマ「ごめんね青春!」
静岡県三島市の高校を舞台に細かなギャグを織り交ぜた恋愛と青春を描く学園コメディ。

2016年4月、第89回ドラマ「ゆとりですがなにか」
アラサー世代の青年らが現代社会の問題と恋愛関係に関わっていく人間らしさを主題としているドラマ。
脚本による成果が認められ、第67回芸術選奨文学化学大臣賞も受賞する。

2017年10月、第95回「監獄のお姫様」
大手企業・EDOミルクのイケメン社長・板橋吾郎の息子の誘拐からはじまる。この誘拐には5人の女・馬場カヨ・大門洋子・勝田千夏・足立明美・若井ふたばが計画していた。板橋社長はこの女らの罠にはまってしまい拘束されてしまう。引き換えに息子は解放される。

この5人の女の目的はいったい何なのか。そしてこの5人の関係は。すべてが謎に包まれている。そして明らかになっていく過去。

2019年、NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の脚本を担当する。

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