松田美由紀のオーラ診断
旅行に出かける前の出来事でした。まったく風もなにもない部屋の中。突然、”ガチャン”という音が。ふっと振り返ると、そこには花瓶の破片が散乱していました。「あら?なんでかしら?」
どうぞ、このつづきをごゆっくりとご覧くださいませ。
プロフィール
生年月日 1961年10月6日
出身地 東京都杉並区
本 名 松田美由紀(まつだみゆき)
身 長 160センチ
血液型 AB型
学 歴 日本女子体育短大舞踊科中退
スピリチュアルチェック
〇 小さい頃なりたかった職業は何ですか?
「女優です」
〇 一番うれしかった事を教えてください。
「子供たちが産まれたことです」
〇 一番つらかった事を教えてください。
「家族が亡くなったことです」
〇 不思議な体験を教えてください。
「火事になりそうなのを亡くなった母が教えてくれたことです」
〇 松田優作さんに伝えたい事は?
「頑張ってるよ」
出会い
番組の冒頭で美輪がこんな事を言い出します。
「あなたの旦那様の松田優作さんをラジオ番組の打ち上げの時に紹介されました。この時、彼の容姿らを見て『私の好みではありません』と言ってあげたの。」
「普通の人なら口も聞かなくなるところですが、その時、松田さんは笑みをこぼしていらいしゃいました。そこで少しお話をすると丁寧なうえに謙虚な方でした。」
「次にお会いした時は偶然、名古屋駅の中でした。私を見掛けたのでしょう。走ってきて挨拶をしてくださいました。松田さんは原田芳雄さんと交友関係にありましたので、私の事を色々と聞いていたようです」
つづけて江原がこう話し出します。
「松田さんは俳優として美輪さんを尊敬していました。今日、オーラの泉でお会いできる事を喜んでいます」
不思議な体験「花瓶」
松田がこのことについてこう話し出します。
「旅行に出かける時でした。風も何もないのに突然、花瓶が転げ落ちて割れたのです。何でかしら?と思いながらこの破片を片付けていました。」
「すると。ほんのりと焦げ臭いような臭いを感じることができたのです。”あれ、なにかしら?”とそう思い周りを見渡すと。そこには、先ほど私が使用していたアイロンがつけっぱなしになっていて床が焦げていたのです。」
「きっと母親が『何をやっているのよ』と教えてくれたのだと思っています」
この事を聞いた江原がこのような事を話し出します。
「知らせ方にも色々と個性があります。今回のように物を落として教える場合もあれば、音楽を流して教える場合もあります。その人の個性で教え方がちがいます」
母親の小説
ねじめ正一さんの小説「熊谷突撃商店」のモデルは松田美由紀さんのお母さんです。
内容
キヨ子は紡績工場で働いている時に一人の男性と出会い20歳で結婚。熊谷の姓を名乗る。ところが旦那というのが問題ばかり。そんな中、やがて女優となる真実・美由紀を産み。この娘を抱えながら洋品店を切り盛りしていく。戦後の女の細腕繫盛記。
父親の思い出
ここで松田が両親のことをこう言いだします。
「私の母親は57歳で亡くなり父親は84歳で亡くなりました。母親が亡くなった時、父親は供養のためなのでしょうか。山に10メートルの観音像を建造し現在でもこの観音像はあります。この父親は肝心な時だけ端的に話をする方で口数が少ない方でした」
夫との出会い
つづけて松田がこの事についてこう話し出します。
「私と優作との出会いはドラマ『探偵物語』での共演でした。はじめてあった時は惚れ惚れするほどカッコ良くて魅力を感じていました。」
「この時、私は18歳で初めてのドラマの撮影でしたので、どこかに緊張したのは覚えていました。そして、ロケ現場でのことです。」
「松田さんに私が緊張しているのが分かったのでしょう。いきなりハグして『落ち着け』と言ってくれた時は、この優しさと包容力に『絶対結婚してやる』とそう思いました。この2年後、私の夢が叶い結婚し家庭に入りました」
芝居馬鹿
ここで美輪が優作の事をこう話し出します。
「松田さんは不器用な方でしたけど役作りは細かくやっていました。これは完璧にこなすために綿密な計算と努力で、その役になりきらなければなりません。そうでなければ、その人がそこに存在していない事になりますからね」
すると松田が旦那の事をこう言いはじめます。
「父親としては、まったく役だっていなかったし良いお父さんとは言えませんでした。考えているのは、いつも芝居の事だけ。本当にそれだけでした。最近、我が家は役者集団ですので毎日が芝居の話ばかりです」
息子らに影響
この事に江原がこう話し始めます。
「優作さんは今も演劇の事ばかりを考えています。この想念が二人の息子、龍平さん・翔太さんにも影響を及ぼしているのです。現在でも色々とアドバイスを送っています。」
「それに尊敬する人の条件としてあげているのは、緻密な設定をきちんとできる人、人格や趣味などを細かく決めて、役に入ることができる人。この事がもうすでに息子たちにも伝わっています」
つづけて美輪がこう言います。
「最近の芸能の世界の方々で演劇論を敬遠する風潮があります。演劇論を馬鹿にする人は芝居をやめるべきなのです」
優作との別れ
美由紀さんが旦那との別れの時の事をこう言います。
「1989年11月、夫が亡くなる数日前、一晩一緒に寝た時の事でした。確かに肉体は隣にあるのですが『あ、ここにはもういない』とそう思いました。」
「そして、11月6日午後6時45分永眠します。現在は子供も大きくなり精神的にも大分楽になりましたね」
ここで江原がこのような話をしだします。
「優作さんはご自身を語ることがあまりありませんでした。そして、今、こうおっしゃています。『めちゃめちゃな行動もしていたため、相当苦労をかけてしまった。子供たちには特に何も言うことはない。束縛せずにそれぞれが自分らしく生きること。役者に好かれる役者になって欲しい』
前世
前世でも二人は夫婦でした。
美由紀さんが優作さんを捨てていますが、転生するごとに何度も出会っています。だから、多くを語らなくても理解できる間柄なのです。一緒に出会って学ぶことを決めていたからです。
再婚が進まない訳
ここで江原がこの事についてこう話しだします。
「優作さんは再婚の事について自由意志を認めてはいますが、身を滅ぼさない限り勝手にしてもいいと言っています。美由紀さんが身を滅ぼす性格である事を知ってのこと。」
「今まで人には恵まれていましたので、再婚の出会いは何度もありましたが上手く組み立てることができませんでした」
つづけて美輪がこう言います。
「矛盾しているからです。天然で開き直っているようですが、正反対でしっかりしている部分もあります。そのため、慎重な性格がブレーキになっていて、それに結果を先取りしているからです」
ここで母親のメッセージが江原からこう付け加えられます。
「はた迷惑なことはもうやめなさい。色々なところに粉を撒いているようですが、相手が寄ってくると拒否してしまう。これでは、相手にとっては迷惑です。」
「それに経済的なことも矛盾しています。経済観念もきちっとしていますが、とんでもない無駄遣いも多いです。まるで男っぽい使い方です」
家族
現在59歳、独身。二人の息子(龍平・翔太)は俳優として活躍、長女のゆう姫はエレクトロニックユニット「Young Juvennile Youth」のボーカルを担当。
テレビドラマ
2018年12月24日、「犬神家の一族」犬神竹子 役。
現在
近年は写真家、アートディレクターとしても活躍。その他に映像監督としてドキュメンタリーや、短編映像の監督をし編集、音楽を全て自身で手がけています。また、自著エッセイ集『子宮の言葉』の朗読会もしています。
さらに、環境問題や発展途上国の孤児たちへの支援、自殺防止問題や、エネルギーシフトなど平和活動にも積極的に取り組んでいます。
次は「狩野英孝のオーラ診断」