寿美花代のオーラ診断
いつものあの高床の舞台のセリ。何度も何度も練習を積んでいる場所だから。今日の私なら大丈夫だったはずが。心の油断が大変なことになってしまいます。そんな時でした。
どうぞ、このつづきをごゆっくりとご覧くださいませ。
プロフィール
生年月日 1932年2月6日
出生地 兵庫県西宮市
本 名 高嶋節子
身 長 162センチ
血液型 AB型
学 歴 宝塚歌劇団35期生
スピリチュアルチェック
〇 性格を一言で言うと何ですか?
「すぐやる性格です」
〇 毎日欠かさずにする事は何ですか?
「長男のことを毎日、一度も忘れたことがありません。はらわたが煮えくり返る思いで毎日拝んでいます」
〇 不思議な体験を教えてください
「宝塚時代に母が亡くなったのですが、1ヶ月後に舞台で歌っていた時のことです。7メートルの高さのセリから落ちてしまったのですが、母が抱っこして降ろしてくれました」
〇 一つだけ願いが叶うとしたら何ですか?
「あの世に行った時に長男と会いたいですね」
冒頭、寿美がこんな事を言います。
「普段は緊張なんかしないのですが、何故か昨日からとっても緊張をしています。なんか不思議な霊のようなものが押し寄せてくる感じです。それに悪い事をしてもいないのに色々な出来事が起こります。
この事に美輪がこう言います。
「純粋な人だからです。綺麗な魂の人には次から次に試練が起こります」
不思議な体験
寿美が宝塚時代の時の不思議な体験をこう話し出します。
「私は7メートルの高さもある舞台のセリから誤って落ちてしまったのです。あ、しまった。と思った瞬間のことです。亡き母親が抱きかかえてそっと降ろしてくれたような、そんな感覚がしました。この瞬間は夢を見ていたような。、そんな感じがしていました」
この事を江原がこう言います。
「寿美さんを助けてくれたのは、あなた自身が感じていたとおり母親です。エクトプラズム(人体から発せられる霊的物質)で包んで降ろしてくれたため怪我をしませんでした。
長男の死
寿美は長男が亡くなった時の事をこう言います。
「仕事から帰ってきてみると長男の道夫の姿が見えませんでした。旦那と二人で探しましたが何処にもいません。もしやと思いお風呂の湯舟のフタを開けると、そこに長男が浮かんでいたのです。抱き上げるも、もうすでに亡くなっていました。」
「この犯人は家政婦だったのです。その後、私も命を断つ覚悟をしました。この件が明るみになった頃からです。嫌がらせの電話が毎日のように鳴り響きます。4ヶ月は続いたでしょうか。耐えきれませんでした」
人の不幸蜜より甘い
この事に江原がこう言います。
「まず、命を断つ事を思い止まったのは長男の魂が『駄目!』と語りかけてくれたからです。それに、嫌がらせをする人は幸せじゃないからこんな事をします。人の不幸を見ては憂さ晴らしているだけなのです」
つづけて美輪がこう話します。
「寿美さんはトップスターのため、心無いファンもたくさんいます。熱狂的なファンは幸せになってほしいと喜ぶ人もいますが、その反面、結婚してほしくない。そんなファンも多く存在します。可愛さ余って憎さ百倍という状態です」
正負の法則
ここで美輪が正負の法則についてこう話し出します。
「何かを得れば何かを失います。何かを失えば何かを得る事ができます。大スター同士が結婚して幸せが訪れました。これまですべて順調で物事が進んできましたが、このままうまくいく訳がありません。同じくらいの不幸が訪れてきます。」
「すべてがうまく行っている時、この時が一番怖いのです。そのため、前もって何かの負を作っておく、この事が大事になります。昔の人たちはこの事をよく知っていました。なので、神社に奉納したり寺にはお布施したり無縁仏の供養もしていました。」
つづけて江原がこう言います。
「人間は大きな力の中に生かされています。この事を思うことです。高嶋家の長男を失った事は大きな悲しみでした。まさしく負そのものです。でも今は高嶋家の結束は力強く繋がっています」
前世
韓国の皇帝のような身分の高い人です。
この方は歌舞や芸術をこよなく愛していました。前世では高嶋夫妻は男女が別でした。旦那の忠夫さんは歌舞をしていた芸人でものすごくデリケートな方でした。そして寿美さんの方は、この方のパトロンで優しく芯は強い方でした。二人は愛人関係でもあったのです。
尊い役目
江原が亡くなった長男の事についてこう話し出します。
「寿美さんの長男は、前世でも同様に世に出してあげられなかった子供です。家族の絆を深めるため為だけに何度も産まれ変わってきているのです。現在の彼は青年になっていて、父の忠夫が大人になった時に、着せてあげようと思っていた白いジャケットを身に着ています」
この事に美輪がつづけてこう言います。
「道夫くんは尊い役目を持っていました。それは、高嶋家に役目を果たすためにやって来た小さな天使だったのです。現在の高島家が団結しているのは、この悲しい事件があったからなのです。」
「今生では悲しい別れとなりました。でも、あの世では喜びの再会をいたします。この時、『お帰りなさい』と喜び歓迎してくれる生き方をしなければなりません」
ここで寿美がこう話します。
「天国で道夫に会えるという喜びが湧いてきました」
次男、高嶋政宏の不思議な体験
ここで寿美が次男の政宏の不思議体験をこう話し出します。
「政宏の耳元で突然『お兄ちゃん』と言う呼ぶ声が聞こえてきたそうです。それと同時に携帯電話が鳴り電話に出ると母親がこう言います『今日は兄の命日ですよ』」
さらにこんな事もありました。
「政宏が家に帰ってきたので、『今日は兄の命日です』と伝えたところ、仏壇に向かい冥福を祈り合掌しました。その日の夜の事です。電話中に手のひらに光物を感じたので両手を広げて見ると、なんと手のひらに金粉がびっしり付いていました。」
「この事を霊能者に相談しますと、それは霊界からのお礼です。と言われました」
この事に江原がこう言います。
「先々のメッセージが込められています」
旦那のうつ病との戦い
寿美が今度は旦那の忠夫のうつ病の事についてこう話します。
「1998年の事です。旦那がいつもと全然違いますので息子らと病院に連れていきましたら、病名はうつ病と言われました。そこで危険な物はすべて身の回りから隠しました。後追いが怖かったので、旦那の母親が亡くなった事も教えませんでした。」
「そして、リハビリは歌を歌わせたりピアノを弾かせたりしました。時には家族でライブを開催することもありました。最初、旦那は拒みましたが、半強制的に行いました。」
「これは私にとっての使命だと思っていましたので全く辛くありませんでしたが、2年間は熟睡する事ができませんでしたね。でも、家族ライブの時は本当に楽しかったです」
この事に美輪がこう言います。
「雨降って地固まるです。家族は血がつながっているだけではいけません。喜怒哀楽の思い出を共有してこそが本当の家族になります。寿美花代さんは家族の見本のような条件を満たし果たしてきました」
現在
旦那の老々介護の疲れ等から、一時期、多少うつ病になりかけたようですが、現在は自分自身への時間を大事にながらリフレッシュし音楽やお洒落を楽しんでいるようです。現在87歳。
夫・忠夫は2019年6月26日13時1分、老衰のため自宅で死去する。享年88歳。
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