岸部四郎の前世と現在をオーラ診断 妻の思いやり

岸部四郎のオーラ診断

多額の借金返済の生活の中にあっても愚痴一つこぼさず、旦那が病で倒れた際も同様に尽くしつづけていく妻。苦労のうえに苦労が重なっても、弱音を決してはかない。これには、ある重大な訳がありました。

どうぞ、このつづきをごゆっくりとご覧くださいませ。

プロフィール
生年月日 1949年6月7日
出身地 京都府京都市
本 名 岸部四郎(きしべしろう)
身 長 187センチ
学 歴 中学卒業
事務所 アン・ヌフ

骨董収集
岸部が1995年小緒理さんと再婚した当時の事をこう話し出す。

「再婚したこの頃は多額の借金がありました。それにも関わらず、私はブリキのおもちゃ等の骨董品を買い集めては飾って楽しんでいました。」

「私にとってこの収集はとっても楽しく、どうしても止めることができませんでした。この私の異常なまでの骨董収集がつづくにしたがって、借金の返済が苦しくなっていきます。このことに気が付かないほど夢中になっていたのです。」

「そして、今まで収集した多くの骨董品を販売することにしたのですが、その価格は、なんと10分1にしかなりません。積もり積もった借金には程遠いものでした」

この事について美輪がこのようなことを言います。

「この収集癖というものは中毒症状を引き起こし止められなくなってしまう心理的なものです。すべての原因となるのは、個人がもつ精神的な弱さからきているのです。すべてが自分なのです。誰の責任でもありません。甘えっぱなしの人生、そのものがそうさせたのです」

妻の思いやり
「私は2003年(平成15年)脳内出血に倒れ緊急入院してしまいました。妻は私が貯めに貯めた借金の返済生活のうえ、今度は私の介護生活が加わってしまいます。精神的な疲れと疲労が重なってしまい2007年に心臓発作で倒れてしまい他界してしまいました。享年43歳。」

この時の事を岸部がこう話し出します。

「私が朝起きてキッチンに行ってみると妻が倒れていました。声を掛けてみても、まったく返事がありません。そして、体を抱き起そうとしましたら、すでに体は硬直して冷たくなっていました。」

「妻は以前も心臓を病み倒れていました。何度も何度も病院に行くことを勧めていました。でも妻はかたくなに拒み病院へは行こうとはしませんでした」

この事について美輪がこう言います。
「もし、体に何かが見付かり入院するはめになったら、岸部さんが一人で大変になると思っていたのです。あなたに対する妻の心優しい思いやりです」

もっともな話
「私は現在、時々訪問してくれる姉のお世話になって一人で暮らしています。そして、亡妻の一周忌に訪れた際に兄の一徳が私にこんな事を言います。

「病人ではタレント活動はできない。まずは体を治してから芸能活動を始めろ。でないと周りに迷惑を掛けてしまう。絶対に無理をしないこと」

本当の愛情
ここで江原がこのような事を話し出します。

「岸部さん自身に亡妻に対する大きな問題があります。それは、もうそろそろ奥様を解放してあげて欲しいのです。あなたの事が常に心配のようで、今もずっと側に付いています。」

「それは岸部さんがいつも妻の笑顔の写真に向かい、投げやりな愚痴をいつも投げ掛けていますよね。奥様にとっては、それがもの凄くたまらないのです。」

「奥様に対する本当の愛情とは、もう今後いっさい依存しないこと。相手に心配をかけない事なのです。亡くなった人に頼るのは愛情ではありませんし愛情とは言いません。あなたが今も頼っています。だから奥様がいつも心配しているのです。」

「それに、心臓の病の事を自覚していました。もし、私が入院でもしたら。との思いがあり自分の命と引き換えに岸部さんを守り抜いたのです。だから、あなたは生死の境をさ迷うも一命を取り留めたのです」

愛情の恩返し
このことに、つづけて美輪がこう言いだします。

「今度は、あなたが愛情の恩返しをしなければいけません。甘えぱなしの人生を清算してしっかりした大人になること。これが恩返しになります。これで奥様も天上界へと返ることができます。この恩返しができれば、あなたの体も良い方向へと回復していくはずです」

前世
フランスの貴族の息子でしたが衰え滅びてしまいすべてを失ってしまいます。

この影響もあって、今世では前世で失った財産を取り戻すため、骨董品を買い集めては幸せを感じていたのです。再婚した奥様は前世では母親でした。今世で息子を助けにきたのです。愛情の恩返しが親孝行になります。

今までの岸部さんは再起できるほどの環境の中にいたのですが、感謝できていませんでした。これからは仕事に感謝しながら日々を過ごすこと。幸せ不幸せは胸三寸にあります。

すべてのことを感謝することに結び付ければ、どんなことでも幸せになれます。発想の転換が必要です。

今までの岸部さんは甘えが自分を駄目にしていました。面倒を見てもらおうという受け身の人生では駄目になります。自分が尽くす、という気持ちを持つことが大事です。

自立心
これらのことについて岸部がこう言いだします。
「私はどうやって自立していいのかが、まったく分かりません。どうしたら宜しいのでしょう」

これを聞いた江原がこう返してきます。

「それは、生きることを楽しむ。このことです。仕事や食事の規則正しいリズムを整えていけば、あなたの中で段々と楽しさが広がって行きます。そして、日々の工程表を作ること。」

「岸部さん自身が1人で生きて行けるように厳しくするのも愛情になります。兄の一徳さんが言った言葉を知っていますね。それも愛情の表れです」

つづけて美輪がこう言います。

「本当は自立する力と健康をあなた自身が持っています。声の力や肌の色は、かわいそうな域まで来ていません。オーラのうえでも最悪な状況ではありません。」

「人間は色々な人生を楽しむ権利があります。”破産。甘えなどの人生はもうたくさんだ!”と思い。”これからは健康で前向きな人生を味わうぞ”と思えばいいだけの事なのです」

老人ホーム
2012年2月、骨折で入院後は老人ホームに入所している。

ライブツアー
2013年12月27日、ザ・タイガースライブツアー最終日の東京ドーム公演に岸部は車いすで参加し「イエスタディ」を熱唱。

岸部四郎は2019年現在、病の回復と戦いながら日々を過ごしているため、主だった芸能活動を自粛している。

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