高見沢俊彦のオーラ診断
櫻井賢と板崎幸之助のこの二人との運命的な出会いは刺激的でした。こんなにお互いがお互いを知りつくしている友がいたとは。そしてその後、ロックバンド・アルフィーが結成されます。この運命的な出会いといえる三人。彼らにはこのような前世が存在していました。
どうぞ、このつづきをごゆっくりとご覧くださいませ。
プロフィール
生年月日 1954年4月17日
出生地 埼玉県蕨市
本 名 高見沢俊彦(たかみざわとしひこ)
身 長 175センチ
血液型 A型
学 歴 明治学院大学中退
スピリチュアルチェック
〇 小さい頃なりたかった職業は何ですか?
「詩人です」
〇 音楽以外に熱中したものは何ですか?
「バスケットボールです」
〇 家族の愛を感じた時を教えてください。
「売れない頃、レコードやチケットをこっそり買ってくれた事です」
〇 リラックスできる場所はどこですか?
「ギターが弾ける場所、ヨーロッパの街角なんかいいですね」
〇 苦手な物は何ですか?
「精神的な孤独です」
〇 人生の転機を教えてください。
「34年前、大学でメンバーと出会いデビューした事です」
スピリチュアル
ここで高見沢俊彦に対しスピリチュアルな世界を尋ねます。
すると彼はこう言います。
「自分には霊感はありません。でも、曲や誌を作っている時です。どうしても思い浮かばずに考え待っていると、ふっと、その糸口が見付かる事があります。ここから一気に進むことがあります」
この事について美輪がこう話し出します。
「見える、聞こえるだけが霊感ではありません。表現する人、その人は霊能者特有の質を持っているからです」
つづけて江原がこう言います。
「すぐに体に表れる人です。その上、日常から緊張している毎日です」
これに高見沢がこのような事を言います。
「手が痺れたりする時があります。病院に行くのですが異常は無いと言われます。現在も左腕が痺れているのですが、これまた異常はなく原因不明です」
この事に江原がこう返します。
「緊張が体に現れ、力が入った状態で寝ているからです。これは体からのメッセージになります」
なりたかった職業「詩人」
高見沢はこの職業の事についてこう話し出します。
「私の父親が学校の教師でした。父の部屋の本棚にはたくさんの本が積まれてありました。父と一緒にこの部屋で遊んでいる時の事です。父が一冊の詩人の本を私に差し出したのです。」
「そして、この本を手に取りページをめくりはじめました。ここからです。意味も分からない詩人の本を読むようになっていったのは。音楽も同様に周りにたくさんありました」
父親
高見沢は父親の事をこう言いだします。
「私と父は全くといっていいほど性格が違っていました。性格的に共通をあげるとすれば文学だけですね。」
「1982年、私は、フォーク路線からロックへと路線を変更しました。ここからファッションも同時にこの路線になります。この時、父はこう言いました。」
”なんだ、その恰好は!”
「私は言いたい事はありましたが、黙っていました」
ここで江原がこのような事を話し出します。
「高見沢さんは常に心の壁がありました。この事がいつも自分は一人と言う思いが強く、父親と共に同じ感動を共有しようとしていました。」
「でも、”自分は異質だ!”という思いがありました。それに同じ詞を読んでいても、自分の想像とは違っていました。でも、父親はあなたの詩を理解しようとしていたようです」
トラウマ
さらに江原が父親の事をこう言いだします。
「高見沢さんの父親はぬくもりを感じられない家庭環境の中で育っていました。だから、そのトラウマがあったのです。ですので、あなたに対しどう接してよいのか分からずに暗中模索していたのです。」
「この番組に高見沢さんが招かれたのは、家族のトラウマを抜け出すことです。今も自分の中で常に自問自答をしています」
ここで美輪がこのような事を言います。
「高見沢さんには原罪意識がどこかにあります。あなたの父親は自分の生い立ちから全てを話したいと思っていました。その前に亡くなってしまいました。でも、それを暗示するような日記等を残しているはずです」
この事について高見沢がこう言います。
「その事を聞きたいと思っていましたので探してみます」
孤独な父親
つづけて江原がこのような事を言います。
「本当に孤独だったのは、あなたの父親でした。高見沢さんの孤独は、世間で負けない生き方をすることに拘っていましたので、周りからは、何となく冷えた家族に見えていました。確かに、家族の団らんはありました。しかし、それは個人個人だったのです。」
「でも高見沢さんはメンバーとの出会いにより、初めて兄弟というものを知ることが出来たのです。最初は戸惑う事もありましたが、彼らの優しさは本物だと知ってからは自分自身も変わりました」
人生の転機
この転機について高見沢がこう言います。
「私は、櫻井賢(明治学院高校の同級生)と板崎幸之助(明治学院大学の同級生)この二人の誘いでアルフィーの前進であるコンフィデンスに参加しました。この時はアコースティックな曲を演奏していました。自分的にはロックの方が好きでしたがとっても楽しかったです。」
「この出会いがなければアルフィーはありませんでしたし、”メリーアン”や”星空のディスタンス”の曲は生まれませんでした。」
前世
イタリア・ベニスで宝石商と織物商を営んでいた資産家の息子です。
しかし、ぬるま湯育ちの後継ぎの息子でしたが、芸術品等に興味があり過ぎお金をつぎ込みます。経済観念が全くありませんでした。そんな状況でしたので稼業を破たんさせます。心を病み自らの命を絶とうと考えた事もあります。
このとき支えてくれたのは、今のアルフィーのメンバーなのです。
一番楽しい時間
ここで高見沢がこの事についてこう話し出します。
「どうしても商売が苦手な訳がよく分かりました。私は、夢とロマン以外のものは好きじゃありません。アーティストとして生活していけることが本当に嬉しく感じております。レコーディングで時間が遅くなったとしても、まったく苦になったことは今まで一度もありません。」
「ステージでギターを弾いている時が一番楽しく嬉しいです」
芸術の中で生きる
ここで江原がこのような事を話しだします。
「前世では結婚をしていません。芸術の中で徹底的に生きていきたいと、強く思っていましたのでパトロンもしていました」
ここで高見沢がこう言います。
「私には家庭を持つことが想像できません」
そして美輪がこのような事を言います。
「結婚は現実で、恋愛は夢なんです」
不思議な体験
前世でもあるイタリアのベニスに初めて行った時の事を高見沢がこう話し出します。
「気持ち良いほどよく眠れました。ここから随分と気が楽になりました。デジャヴ(既視感)が何ヶ所かありました。オペラハウス周辺は特に懐かしい思いがしました」
ここで江原がこのような事を言います。
「ここに行った事により魂の原点に戻りました。そして、プレッシャーが終わったからです」
オーラの色
金色:
最も崇高な色、英知、リーダー。独特の感覚で創造性も高く、自由な発想ができるようなエネルギーを持っています。強いカリスマ性があり、自然と人が集まってくるエネルギーを持っています。
父親から最期の伝言
ここで江原が高見沢さんの父親からの伝言をこう伝えます。
「父が亡くなってから、人への愛し方や自分自身の今の環境が理解できるようになっています。それに最期の時の事は、親不孝とは思わず気にしなくていい。自分の選んだ道を貫くこと。こちらの方がもっとも大切なこと」
父親が亡くなったのは、コンサート当日のことでした。
公演
2017年2月東京、3月大阪で、再び西本と競演し、「billboard CLASSICS INNOVATION CLASSICS 2017 TOMOMI NISHIMOTO x TOSHIHIKO TAKAMIZAWA」が行われた。
作家
2017年、髙見澤俊彦名義で作家活動を始める。
2017年8月よりオール読物に初の小説「音叉」が連載される。
2018年10月、TAKAMIY JEWEL「ヴェルサイユ フルール・ド・リス ネックレス」を発表。
2018年12月「オール讀物1月号」より第2作「秘める恋、守る愛」掲載の連載を開始。
次は「小林幸子のオーラ診断」