須藤元気のオーラ診断(中編)
オーラがちがう
短大を卒業すると同時に渡米した須藤は、すべて自分の格闘技を磨くための修行であった。
帰国後はパンクラスを主戦場として試合を行っていく。
この頃より、凝った入場と格闘技術でファンの注目を集めはじめていくのです。
そんな須藤元気に対して、江原はズバリこう言い放ちます。
「正直申し上げて格闘家のオーラではありません。」
更に、美輪もこう付け加えます。
「優しすぎるのよ。」
これは一体どういうことなのだろうか。
オーラの色
そこで須藤のオーラを調べたところ
シルバーを中心に金の輪があり、その周りに赤・黄・ブルーが存在しています。
前世
須藤の前世について江原がこう語りだします。
「前世は鎌倉時代あたりの修行僧で山にこもりながら修行をし山暮らしをしていた僧になります。須藤さんにとってはリングの上で戦うことも、いわば『修行の一環』であり『魂と魂の戦い』だと捉えているのです。」
結局、今世の須藤は、格闘家というよりも修行僧に近いものを持って常にアクションを行っていたのです。
すると、ここで須藤がこのようなことを言います。
「実は僕は、閉所恐怖症なのです。」
家族
これを聞いた江原がこう付け加えます。
「それは、これも前世のときに狭いところでずーっと瞑想して衰弱死したときの後遺症からきています。しかも、その際に、家長としての責務や身内を全て置き去りにして修行に入り家族に辛い思いをさせています。」
そして、さらにこう続けます。
「前世が前世だけに、今世のテーマは『家族を大切にする』これは広い意味での目標でもあったわけです。『本来人付き合いが苦手』という須藤さんでしたが、もっと積極的に人とかかわる『里の修行』のため、この人生を選んで今世に降りているのですよ。」
守護霊
現在、須藤元気は、格闘技界で注目される立場にあり常に人に囲まれ過ごしています。
今のような環境にいることで人間性が常に磨かれています。
また、須藤が試合で入場するときは、必ず被り物をし歓喜の渦を巻き起こしていました。
タトゥーをしているのも。
これは守護霊の影響からきています。
メインの守護霊は能楽師。
当時の能はスピリチュアルな一面もあり、これが須藤に霊的能力を与えていました。
被り物もこの影響です。
また、艶やかな着物を着た女性もついており
芸術的な感性にも影響を与えていたのです。
須藤元気が語った前世
ここで須藤自らが自身の前世を語りはじめます。
「僕は、以前、退行催眠療法を受けており自分の前世を見たことがあります。その人はローマ帝国の軍人で、映像がありありと見えたので、後でネットで調べたところ、ズバリその人が出てきました。」
「その軍人の名前は『聖セバスチャン』軍人だったのですが、当時禁止されていたキリスト教の布教活動もしており、30歳で妻子を残して処刑されてしまいます。」
須藤は殺される瞬間のことまで、本に載っているとおりに見えたという。
このような前世や守護霊を持つ須藤元気。
何故、この「オーラの泉」に招かれたのか。
「オーラの泉」に招かれた理由
江原がこの事についてこう言います。
「現在、須藤さんは魂の表現方法の岐路に立っており、大きな転換期を迎えています。そして、さらに、須藤さんを霊視してみると。今後、極端にさまざまなプランがいくつも現れてきます。この時、選択する際のキーワードは『里の行を忘れないこと』です。」
さらに、こう付け加えました。
「今までの前世は何度もストイックな人生を繰り返してきましたので、今世はもっと世俗的なものを体験することで人の痛みが分かるようになります。そして、ここから慈悲の心が生まれていきます。」
この事を聞いた須藤がこう言います。
「物質的に囲まれすぎた東京を離れ、山暮らしをしたいと思っていたところです。自然とどう向き合い、どう付き合っていくのか。そして、結婚するか。」
これを聞いた江原が須藤元気の考えに称賛。
実は須藤も以前に自分で守護霊とコンタクトをとったときにも、同じことを言われたというのです。
そして、須藤は今回も江原に同じことを言われて、
ある確信が持てるようになったと話します。
それは後編で語られます。
須藤元気の現在を霊視するオーラ診断(後編)
「人に甘える」ここに気付く須藤。
ここをどう理解し未来を歩んでいくのでしょう。